タロット占い師です。
と言ってもちょっと違います。
純粋に占い師という感じではなくて、
なんちゃって占い師でした。
ある日14歳の私は本屋さんの片隅に置いてあった、
タロットカードを取り、買いました。
カードの意味と、スプレット、カードがついている
セットですね。(天野喜孝さんのものでした）
見よう見まねで自分で占って楽しんでいたのちに
友達を占ってあげるんですよね。
まだ15やそこらの私たちからしたら、
それなりに本に書いてある言葉を並べたら
すごい当たってる！！！となるわけです。
時は流れ高校生になります。
今まで仲が良かった友達とも受験でお別れ。
私は一人で入った高校なので、友達がおらず、
作るのは苦手でした。
そこでふとタロットをしたら、接点が増えるんじゃ？
私は女子クラスだったので、高校生なんていえば
恋愛ですよ。みんな誰かしらに恋して、、、
それは人気になったもので、
ここでもまた当たってる～！！と人気になり
放課後並ばれるほどの人気占い師となりました。
片手に本をもって、意味を覚える気は全くない(笑)
でもリーディングでやり続けているうちに、
つなげるのが上手になるんですよね。
このリーディングではこの意味合いだ！ってのがつながり
本当に当たる占い師でした(笑)
私には年の近い姉がいて 姉もハマり
また地元に帰れば、中学仲間からやってやってと
大忙しで、、、
高校を卒業して、私は就職しますが、
やってほしいとの連絡は多く、
正直面倒になりました。
学生時代からですので、もちろん無償でやっているわけです。
姉に関しては アイスとかご馳走してくれたりしましたが、、、
私としては、占うことはコミュニケーションだったということ、
働き出すとその無償の占いの為に私が予定をあけてまで
やらないといけない事。(学校であれば毎日通うところだったので）
占いが好きな人は熱狂的にはまります。
やってやってうるさくて、こちらの都合もお構いなし。
段々と誘われることもイライラするしタロットを見るのが
嫌になりました。
タロットに謝りながら、捨ててしまいました（爆）
そこで私はタロットとお別れしたのです。
さすがにもうないという事で、お客様(笑)は去っていきました。
またタロットやらないの？会うたびに言われたりもしましたが、
やりませんと。
世の中では占いがあふれています。
他の人にやってもらえと心から思うし、
無料だからでしょう？？ こっちの労力損です。
そして、、、続く。
